貝塚

大戸の貝塚は浦和・大宮支台の南西端に位置し、
大戸地区を東西に走る六間道路から南に伸びる道路をわずかに入った
西側(大戸1丁目)にあります。この遺跡は昭和32年4月に発掘調査が行われました。
その結果貝層は東西約35メートル、南北30メートルに及ぶ広いもので、
竪穴住居跡1軒の存在が確認されています。この貝層から
発見された貝はヤマトシジミ・オキシジミ・ハマグリ・アサリ・カキ・ハイガイなど
16種類にも及んでいます。その他に、鹿角1、タイ骨1、犬の骨なども見つかり、
縄文前期の人々の食生活の一端をうかがい知ることが出来ます。なお、
この遺跡の西側の崖下には海水が入り込んでいた鴻沼低地が広がっていますから、
大戸の貝塚人は、貝や魚を中心とする海の幸やシカ・イノシシ・木の実などの
陸の幸を食べ、小さな竪穴住居に入って相変わらず移動生活をいたものと思われます。
 


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